肌は守る臓器

肌のこと

肌は体の一番外側にある臓器です。
体の外にはたくさんの刺激があります。
気温の変化、湿度、紫外線、花粉やチリ、
化学製品、毒性のある植物、雨風
など

こうした環境のなか、肌は守る力が備わります。

今回はその仕事を覗いてみましょう。
肌はどんな風にわたしたちを守っているのでしょうか😊

体内の流失から守る

切傷をおい自分の内側を垣間見たときは
「人体の70%は水である」という言葉を実感します。
わたしたちの体のなかは血液やリンパ液
細胞のやりとりにつかわれる組織液や間質液など
液体で満たされています。

それら大切なものが外側に漏れ出さないようにしているのが肌です。
生きたまま皮をはぐという恐ろしい拷問にあった人は(昔実在したそうです)
脱水症状で命を落とすことが多く、
火傷で皮膚の大部分を失うと大量の輸液が必要で、1日20リットルにもなるとか。

体の水分を保つこと、体外に水分を出さない、
外環境の水分と交わらないように区切ることが肌の役割のひとつなのです。

温度変化から守る

人間は摂氏36℃~38℃の体温で生きていなくてはいけません。
それより高くても低くても具合が悪くなってしまうデリケートな生き物です。
体表にある肌は、温度管理の役割も担います。

  • 肌の表面に汗を出して温度を下げる
  • 冷えた体表で冷まされた血液が体内を巡り体温を下げる
  • 真皮の血管は拡張と収縮を繰り返し体温を下げる
  • 肌から汗を蒸散して体温を下げる
    逆に毛の周りの筋肉を収縮させ熱を逃さないことで保温(鳥肌)

保温というと肌の下層にある皮下組織(皮下脂肪)を思い出しがちですが
肌自体にも調節機能があったとは驚きです😯

病原体やウイルスから守る

免疫機能といえば腸や肺が有名ですが、肌だって負けてません!
一番外側の臓器だからこそ、すごい機能があるんです。

  • ランゲルハンス細胞
    表皮で働く細胞。
    肌の表面で体に悪さする原因を捕まえて食べて退治、
    所属のリンパ管にいってパトロール中のT細胞に怪しい奴の情報を共有。
    表皮内でネットワークをつくっている。
  • B細胞
    ランゲルハンス細胞から届いた情報をもとに抗体をつくり
    敵がまた攻めてきたときの対抗策にする。
  • T細胞
    ランゲルハンス細胞から届いた情報をもとに敵を攻撃。
    普段は血液やリンパ液にのって全身をパトロールしている。
    攻撃が得意なタイプと記憶が得意なタイプがいる。

敵は外からだけとは限らない!
肌の敵が攻めてくるのは外に限らずです。
内側に潜む敵…体で発生したがん細胞を叩くのも免疫の役割。
紫外線や老化、ストレスなどで毎日がん細胞が発生し
NK細胞などが対処してくれています

肌だって皮膚がんのモトとなる物質が発生しているのです。
内外の敵と戦う免疫はさながら警察24時のようです。

紫外線から守る

年々強くなる紫外線。

内臓や体の奥に届かないのは皮膚が守っているお陰です。
もっとも強力な仕組みは「メラニン色素」です。

メラニンは紫外線、可視光線、赤外線を吸収してDNAのダメージを減らします。

メラニンというと、美白に力をいれている人は
気持ちの良い言葉ではないかもしれませんが😆💦

肌が褐色になることで紫外線に抵抗しています。

日焼けする→肌が赤くなる(炎症反応)→
肌が褐色になる(色素細胞が新しいメラニンをつくる)
濃い色になった細胞は肌にとっての日除けになる

メラニンは太陽光のなかにある有害な紫外線を吸収したり
散乱させること遺伝子を守っているのです。

衝撃から守る

大切な内臓や骨を衝撃から守るためにも、肌は働いています。
肌の層の一番下にある皮下組織という部分です。
皮下脂肪組織とも言われて、クッションのような働きをします。
体を守る働き以外にも保温やカロリーを蓄える役目もあります。

「守る力」を護る

まとめ
たくさんの外的刺激から体を守ってくれている肌。
十分な機能を発揮できるよう、常に健やかにしてあげたいものです。
スキンケアが肌を疲れさせないために
強くこすらない」「洗顔のときはぬるま湯
保湿」「しっかり睡眠」などなど気をつけましょう♪

当店では肌機能に沿ったシンプルケアをご紹介しています。

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