肌の表面とキメ・潤い・ハリ

肌のこと

肌は体の一部だから、栄養を与えるのは内側から。
基礎化粧品の役割は、肌表面を整えることにあります。
外界にむき出しの状態で、乾燥や刺激から肌を守り
助けてくれる強い味方です。

肌のキメ

「キメが細かい」と呼ばれる「キメ」とは
      皮溝(ひこう)

と呼ばれる肌の表面にある網目状の細かい溝です。

その皮溝に囲まれてひし形や四角形に丘のようになっているのが
      皮丘(ひきゅう)といいます。

皮溝の幅がせまくて浅いときは、キメが細かい肌となり

その反対で皮溝の幅が広くなり、皮丘が目立ち
不揃いのときにキメが荒い肌となります。

年齢でみると、若い人はキメが細かく
年齢を重ねるごとに荒くなります。

男女で比べてみると、男性の方がキメが荒い傾向にあります。

肌の潤い

肌の潤いがあることは、健康な肌の条件のひとつです。

潤いがないと肌がカサカサしてきます。
肌自身で潤す機能は肌表面にある皮脂膜

角層にある保湿因子 です。

外界の環境や体調によって、肌自身の働きでは
追いつかなくなると基礎化粧品の力を
かりることになります。

肌のハリ

肌の張り(ハリ)があり

弾力があることは外見の若々しさに影響します。

「若返り術」といわれてシワ取りを指す場合もありますね。

肌のハリが失われ、たるみやシワができるのは
加齢そのものというよりは紫外線の影響によるものです。

光老化ともいわれます。

南国と雪国、同じ年齢でも肌の状態に違いがあります。
紫外線による影響というのがよくわかる例です。

また、肌をぴんとつりあげてくれている筋肉の衰えもたるみの原因になります。

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