この回は雑談のような話です。
お時間に余裕がある方はつづきをどうぞ。
首肩コリ・頭痛という現代病
整体師になって20年近くになりました。
最初の修行先は福岡県イチ華やかな博多駅の周辺でした。
オフィスも多い地域で、お客様は営業で足腰の疲れた人や
事務職で肩こりに悩む方がほとんど。
数年で業態を変えて出張専門の整体をしていた時も
初めて4年ほどはお疲れのメインは腰と肩でした。
そして、ガラケーよりスマホを持つ人が増え
SNSや魅力的なゲームや動画配信サービスを
多くの方が利用するようになりほとんどのお悩みが
首、頭、眼精疲労
20年近くでさまざまな職種のお客様を担当して
性別、年齢問わずどの職業の方もこのお悩みをお持ちです。
それだけ、デジタル機器が生活と密着しているのですね。
肩首の凝りがQOLを下げる
成人の頭の重さはおよそ4~6キロ。
それを細い首ひとつで支えています。
首を前に傾けてのぞきこむような角度にすると
角度が深くなるにつれて12キロ~27キロ近い
負荷がかかると言われています。
これらの負荷は
肩や首の凝り、頭痛、眼精疲労だけではなく
顔の気になるところまで影響が及びます。
例えば…
眉間やおでこのシワ、目の下の血行不良によるクマ、
口元のたるみ、フェイスラインのたるみなどです。
外見よりも深刻なのは
デジタル機器に集中することで歯の「食いしばり」が起きること。
過度になると顎の緊張から眠りが浅くなったり
頭痛や肩こりが起こったりします。
見た目はおろか、生活の質(Quality of Life)まで関わるのです。
顔周辺を整えリラックスできる施術
顔周辺を集中して行う施術メニューをつくりたい。
畑違いと思っていたフェイシャルエステは
顔周辺をゆるめるメリットが満載でした。
- スチームやホットタオルによる温熱効果
- 粘土による心地よい接触ヒーリング
- 目の周りを際まで血液循環を促せる
これに整体で行う首や頭部の筋肉をほぐす施術、
骨格の歪みケアを行えたら現代のお悩みを軽くできるのではないか。
そして、20歳のころからつかっていた
白色粘土の素材が自分の施術テーマにピッタリなこと。
筋肉や骨格を整えて
肌を粘土でみがいて
ピカピカの「いい顔」をつくれたら
最高じゃない!?
これが整体師がフェイシャルエステをはじめた理由です。
「美容」という言葉が照れくさい
これまで個人の志向でも「健康」「快適」に力を入れてきたため
エステティシャンといわれて思い浮かべる風貌ではありません。
(化身であるイラストも熊ですが、実物と大差ありません‥。)
そのため美容の土台であり、基本である「健康」をテーマに
施術や情報発信をつづけています。
私自身は、20歳から粘土のスキンケアをはじめて15年以上
ほとんど肌トラブルなく暮らしています。
これは正真正銘の結果です。
その経験と知識を活かして、快適な肌づくりのお役に立てたら幸いです。